交通事故から1年経過しました。

去年の今日の朝。
自転車に乗って横断歩道を渡っていたら車にはねられるという事故にあいました。
頭部に14針を縫う傷と右鎖骨の骨折を負いました。

あれから1年。
右肩に違和感は未だ残るものの、可動域はほぼ元通り。
病院での治療も5月には終えて、慰謝料も支払われてとりあえず事故についての処理はすべて終了。

慰謝料は正直安かったと思う。
相場は知らないけど、失ったものの大きさを考えたらこの程度の額で示談にされると思うと少々納得いかないものでもあったが、かと言ってその道で生計を立ててるわけじゃない。
いちゃもんつけて少々額が上がったとしても、それに注ぎ込む労力に対して得るには多くはない額だと思う。

それはそれとして、事故にあって以降、トラウマという程でもないが車が少々怖くなった。

まぁなにはともあれ元気に生きています。

鎖骨を骨折したので手術で入院しました

先日、交通事故にあって、頭部に14針を縫う創傷と右鎖骨を骨折しました。

救急では鎖骨は処置なしだったので、事故の翌日紹介状を持って別の病院で再度鎖骨の診察をしてもらいました。
基本的には、鎖骨の骨折は手術が必要とのことで、入院することになりました。

事故の翌日が月曜日で、診察に行った総合病院の手術日が火、金とのことで、火曜日はスケジュール的に空いていなかったらしく金曜日に手術することになった。
それで、いつから入院するかという話になったわけですが、右腕はそこそこに動くとはいえやっぱり鎖骨が折れているし、頭の怪我も消毒やらしないと行けないので手術までの間通院するのも面倒かと思って早めの入院を希望した。
即日入院もできたみたいだけど、警察に診断書を届けて現場検証と事情聴取も受けないといけなかったので翌日から入院することになった。

入院初日(火)

入院するために着替えなどを用意して翌日の火曜日に入院すると、いきなりCTを撮ることになった。
その後検温、血圧、採血してあとはなにもすることはなかった。
18時から夕食(写真は撮り忘れた)
14時に入院したので、初めての病院食。
なぜか御飯の量だけが多い。
病気で入院ってわけじゃないから、味もまずくはなかった。
かといって特別美味しいわけでもなかったけど
消灯が21時と、よい子が寝る時間には病室の電気が消える。
普段の生活からすると、眠れるわけがない。
ベッドの上には蛍光灯が設置されてはいたけど、つけたり消したりするのも面倒なので、持ってきていたiPad miniでKindleの漫画を眠くなるまで読みふけった。

入院2日目(水)

病院の食事の時間は8時、12時、18時となっていて、初の朝食を目の前にして驚いた。
昨日食べた夕食と同じ量のご飯なのに、おかずは1品だけ。
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こんなんで、ご飯食べきれるわけもなく、もともと夕食でも御飯の量は多いと思ったので、これは全部食べてもいいことはないと思い、1/3から1/4ぐらい残そうと心に決めた。

整形外科の回診が11時ぐらいにあった。
頭部の怪我の様子も見てもらい、術前なので鎖骨については特に何もなかった。
12時には友人がお見舞いに来てくれて一緒に昼食を取った。
やはり御飯の量は多かった。
お見舞いと一緒に、漫画を20冊ほど持ってきてもらったので、消灯まで読みふけって、消灯後はKindleで漫画を読んだ。

入院3日目(木)

今日は回診もなく、朝晩の検温と血圧だけだった。
17時ぐらいに明日の手術の時間が決まるとのことで、9時10分から手術だと伝えられた。
翌日が手術なので21時以降の飲食はなし。
その代わり、水分は別途支給される水を飲むように支持された。

入院4日目(金)

今日は手術日。
手術前に点滴用の器具を血管に挿入する必要があるらしく、左手を差し出したはいいが、なかなか血管が見えにくく2度ほど射しては抜かれをして、別の人に変わりますと言われ、ようやく挿入できた。

朝食は抜きで9時10分から手術室に移動。
全身麻酔の手術なので、手術台で寝て気がついた時には病室にいた。
時刻は11時ぐらいだったと思う。
右肩はなんとなくすっきりした感覚があった。
昼食、夕食は食べられないから点滴で代用。
術後に一応痛み止めは投与しているが、切れて痛くなったら痛み止めを出すので痛かったら言ってくれと言われた。
ちょっと痛みが出てきたので痛みを伝えたところ、明日からは錠剤を処方しますが今日は座薬になりますと言われた。

「え?」

さすがに声には出さなかったけど、言われたことをもう一度反芻する。
「座薬」いわゆる肛門から投与するお薬。
理由を聞こうとも思ったが、聞いたところで座薬が錠剤に変わるわけでもないだろう。
左手には点滴、右は手術したばっかりで自由には動かせない。
つまり、看護師さんに入れてもらう以外に座薬を投与する方法がない!

看護師さんの前で尻をさらけ出し尻の穴に座薬を入れられるというプレイを甘んじて受け入れられるか。
しばらく自問自答を続けた結果、手術の痛みを一晩たえぬく方を選択した。

さすがに痛いのでぐっすり眠れるわけはなかったがとりあえず一晩耐えぬいた。

入院5日目(土)

朝イチで痛み止めが処方された。
今日から食事は普通に取れることになったので朝食後に即痛み止めを飲んだ。
今日から3日抗生剤を点滴で投与し、その後錠剤で処方されるとのことだった。

入院6日目(日)

検温、血圧と点滴を受ける。
今日は特筆するような出来事はなかった。
あぁ、暇だ。

入院7日目(月)

今日で点滴は終了。
19時頃に友人がお見舞いに来た。
とりあえず、それまでに読み終えた漫画の本を返した。

入院8日目(火)

今日は思わぬ人がお見舞いに来た。
わざわざぶどうを持ってきてくれたのと、時間を同じくして別の友人もお見舞いに来てくれたので一緒にぶどうを食べた。
お見舞いにクロスワードパズルを持ってきてくれたのはいいが、筆記用具がなかった。
夜にT氏がお見舞いに来る予定だったので、筆記用具を頼んでみたが、これなくなったためクロスワードパズルはお預けとなった。

入院9日目(水)

今日は整形外科の回診の日。
点滴も終了して、昨日からは特別な検査や投薬もないので、退院をしたいと担当医に申し出るつもりだったが、外来に入っているため担当医と回診の時には話ができず仕舞い。
夕方、話をできるようにと看護師の方が計らってくれたので夕方に退院の相談をした。
昨日T氏が来れなかったので木曜日にお見舞いに来ると言っていたことと、退院後の通院のスケジュールもあるとのことで翌日の退院は見送り、金曜日に退院することになった。

入院10日目(木)

相変わらず検温、血圧以外にされることは何もなく退屈。
夜にT氏がお見舞いに来てくれた。
なにかいるかと聞かれたが明日退院なので適当に駄菓子とかでいいと返事をしたら、思いの外大量の駄菓子を買ってこられた。
結局うちに持って帰ってから消費することになった。

入院11日目(金)

ようやく退院の日。
退院前に鎖骨周りのレントゲンを撮って11時に退院。
退院の際に痛み止めを2週間分処方してもらった。

入院生活を振り返る

人生で初の入院生活。
病気での入院でないため食事については特に制限はなかったが、あの無駄に多いご飯だけはどうしても納得いかなかった。
手術から3日後は点滴もなくなったので留まる理由が全くなかったので退屈で仕方なかった。

事故の現場検証と事情聴取をしてきた

休日に交通事故にあった。
休日の救急医療だったため当日は診断書は出してもらえなかった。
警察で事故証明を出すためには医師の診断書が必要らしいので、救急で運ばれた病院に紹介状を書いてもらって、改めて診察を受けて診断書を書いてもらった。

診断書には「鎖骨遠位端骨折」と、頭部の創傷がどうとかと4週間の加療が必要と書かれていた。
鎖骨の肩に近い方が骨折していた場合はそう言うらしい。
逆に首(体の中心)に近い側は近位端骨折と言うみたい。

で、診断書を出してもらったらとりあえず電話をくれと警察に言われていたので連絡。
診断書の内容を読み上げ、手術が必要なため、明日から入院することになったと伝えたら、現場検証と事情聴取をしないといけないから、今から警察に出頭してくれないかと言われた。

何度も警察に足を運ばないといけないよりは一回で全部終わらせられるならと診断書を持って警察に行った。

警察について、まず交通捜査係がどこかわからなかったので、正面の受付で場所を聞き、交通捜査係へ向かった。
いちおうノックをして入室。
何度か電話で話はしたが顔を見たこともなかったため「担当者のSさんはどちらでしょうか」と聞いて担当の警察官と初対面。

診断書を渡し、現場検証をするべく、パトカーに乗せられて、事故現場に直行。
現場には、自分が流したであろう血溜まりも残っていた。
それはそれとして、どういう状況で事故にあったのかを聞かれた。

現場検証を終えて、警察署に戻ると、現場検証の資料を作成してから事情聴取をするからと暫くの間待たされることに。
自動販売機があるからジュースでも飲んで待っててくれと言われた。
自販機の前まで行ったはいいが、財布の中にはあいにく小銭がなく紙幣も1万円札しかなかったため、お茶を買うのは諦めた。

現場検証の資料の作成が終わって再度呼び出され、事情聴取が始まると、自分の職業が何なのかから、事故当日はどこに向かっていたのかなどを聞かれた。
現場検証で話したことをさらに細かく説明させられた。

自分の記憶では青信号で渡ったはずだが、事故後に改めて聞かれるとまぁ自信がない。
人生の中で信号無視をただの一度もしたことがないと言えるほど道路交通法とは真摯に向き合えてない。
事情聴取が終わったあと、目撃者が2人青信号だったと証言していたので、自分の記憶に間違いがなかったことに少し安心した。

余談だが休日や夜間の救急医療は専門医が担当できなかったりするために診断書を出すのが難しいということらしい。

青信号で横断歩道を渡ったら車に跳ねられた。

ある日曜日の朝。

自宅から本町へ行くために自転車に乗っていた途中。
横断歩道を南から北へ向けて青信号で渡ったら、自動車に跳ねられた。

跳ねられた瞬間のことはほとんど覚えてない。
気がついたら、地面に頭をぶつけて転がっていた。
といっても気を失ったわけではなく、車と接触した瞬間がどうだったかを覚えていない程度。

事故を目撃した人がすぐに救急車を呼んでくれたらしく、しばらくして救急車が到着した。
救急車が来るまでの間、とりあえず状況を把握しようと、周りを確認するために起き上がろうとしたが、動かないほうがいいと周りの人に言われたため、とりあえず座り込んだ。
見える範囲を見渡してみると、目の前に自転車が転がっていた。
自分のすぐ横には、跳ねたであろう車が止まっており、運転手が降りてきて「ごめんな」っという声が聞こえた。
頭からはけっこうな出血があり、右肩に激痛がある。
そのあたりで、自分が車にはねられたんだということを理解した。
頭部の出血は止まることなく流れていて座り込んでしまったため、着ている服はすべて血まみれになった。

事故にあったと、理解した瞬間から、自分が死ぬほどではない状態であることもなんとなく理解はしたが、南側の歩道で二人組の女の子がしきりに「怖い、怖い」と連呼していた。
まぁ目の前で交通事故を目の当たりにしたらそりゃ怖いだろうなぁと思ったりした。
意外と自分が事故にあった割に冷静だなぁと内心苦笑した。

救急車が到着して、ストレッチャーで救急車に運び込まれ、体のどこに異常があるかを聞かれた。
とりあえず出血している頭部については、応急処置を取られ、右肩が痛いことだけを告げた。
その他に痛いところとかはないか聞かれたが、とりあえず自分が感じれる中での異常は頭部と右肩だけだった。

応急処置の間に、身分証を聞かれたのでかばんから免許証を救急隊員の人に手伝ってもらいながら提示した。
すぐに病院に搬送されるかと思ったがしばらく警察の到着を待っていた。
しばらくして警察が来なかったため病院に搬送された。

病院に搬送されると、救急車の中で聞かれたのと同じ内容をもう一度聞かれた。
意識の確認のため名前や今日が何月何日なのかとかも聞かれた。
その後すぐに、胸部レントゲンと、痛みを訴えていた右肩のレントゲンをとり、頭部も出血していたためCTもとった。

検査の結果は、頭部には特に異常は今のところ見られないとのこと。
内臓の損傷も特にはなく、右の鎖骨は骨折が見られると診断された。

頭部の裂傷は止血しなかったために14針を縫うことに。
鎖骨の骨折については、救急では対処なしとのことで頭部の縫合を終えたらあとはお帰りくださいとなった。

CTを取った段階では頭部に異常はないが頭を打っているので24時間は様子見が必要で、手足のしびれなどの異常があれば再度病院に行ってくださいとのこと。
鎖骨の骨折と頭の抜糸については紹介状を用意するので、近くの病院で処置してもらってください。

などなど、救急でしかも休日だったためと体も頭は打っているものの鎖骨の骨折のみなので歩くことができるため運ばれた病院での入院はなしだった。

また救急の処置が終わったら看護師から警察に連絡してくれとメモを渡された。

警察に電話をすると、事故の処理のために医師の診断書が必要なので診断書をもらってくれと言われた。
病院に確認すると、休日は診断書は出せないので、紹介状を持って明日他の病院で診察を受けて診断書をもらってくれと言われ、そのことを警察にも伝えた。
それじゃあ診断書がもらえてからまた連絡をくれと言われた。

この時点でおよそ12時過ぎだった。
そして今日に限って予定が2件もあって、うち1件はランチの約束だったため慌てて今日は行けそうにないと連絡を入れた。
とりあえず脳に障害があったりしたらそれはそれでまたややこしいことになるかなぁっと思ったので症状が確定してから話そうと事故にあってという理由は伏せておいた。

もう1件が友人の誕生日を祝うために晩御飯を食べに行くことになっていた。
さすがにこっちは理由なしでは断るわけにもいかないため、事故にあったことを告げて断った。

そんな感じで、とりあえず家に帰り、特に手足にしびれなどの異常はなく翌日を迎えた。

医師の話を信じるなら脳に障害はないってことになる。

その後の話もいろいろとあるけど全部書くと長くなるので別で書こうかな。

とりあえず、自転車乗るときはヘルメットしたほうがいいんだろうなぁっと改めて思った。


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