鎖骨を骨折したので手術で入院しました

先日、交通事故にあって、頭部に14針を縫う創傷と右鎖骨を骨折しました。

救急では鎖骨は処置なしだったので、事故の翌日紹介状を持って別の病院で再度鎖骨の診察をしてもらいました。
基本的には、鎖骨の骨折は手術が必要とのことで、入院することになりました。

事故の翌日が月曜日で、診察に行った総合病院の手術日が火、金とのことで、火曜日はスケジュール的に空いていなかったらしく金曜日に手術することになった。
それで、いつから入院するかという話になったわけですが、右腕はそこそこに動くとはいえやっぱり鎖骨が折れているし、頭の怪我も消毒やらしないと行けないので手術までの間通院するのも面倒かと思って早めの入院を希望した。
即日入院もできたみたいだけど、警察に診断書を届けて現場検証と事情聴取も受けないといけなかったので翌日から入院することになった。

入院初日(火)

入院するために着替えなどを用意して翌日の火曜日に入院すると、いきなりCTを撮ることになった。
その後検温、血圧、採血してあとはなにもすることはなかった。
18時から夕食(写真は撮り忘れた)
14時に入院したので、初めての病院食。
なぜか御飯の量だけが多い。
病気で入院ってわけじゃないから、味もまずくはなかった。
かといって特別美味しいわけでもなかったけど
消灯が21時と、よい子が寝る時間には病室の電気が消える。
普段の生活からすると、眠れるわけがない。
ベッドの上には蛍光灯が設置されてはいたけど、つけたり消したりするのも面倒なので、持ってきていたiPad miniでKindleの漫画を眠くなるまで読みふけった。

入院2日目(水)

病院の食事の時間は8時、12時、18時となっていて、初の朝食を目の前にして驚いた。
昨日食べた夕食と同じ量のご飯なのに、おかずは1品だけ。
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こんなんで、ご飯食べきれるわけもなく、もともと夕食でも御飯の量は多いと思ったので、これは全部食べてもいいことはないと思い、1/3から1/4ぐらい残そうと心に決めた。

整形外科の回診が11時ぐらいにあった。
頭部の怪我の様子も見てもらい、術前なので鎖骨については特に何もなかった。
12時には友人がお見舞いに来てくれて一緒に昼食を取った。
やはり御飯の量は多かった。
お見舞いと一緒に、漫画を20冊ほど持ってきてもらったので、消灯まで読みふけって、消灯後はKindleで漫画を読んだ。

入院3日目(木)

今日は回診もなく、朝晩の検温と血圧だけだった。
17時ぐらいに明日の手術の時間が決まるとのことで、9時10分から手術だと伝えられた。
翌日が手術なので21時以降の飲食はなし。
その代わり、水分は別途支給される水を飲むように支持された。

入院4日目(金)

今日は手術日。
手術前に点滴用の器具を血管に挿入する必要があるらしく、左手を差し出したはいいが、なかなか血管が見えにくく2度ほど射しては抜かれをして、別の人に変わりますと言われ、ようやく挿入できた。

朝食は抜きで9時10分から手術室に移動。
全身麻酔の手術なので、手術台で寝て気がついた時には病室にいた。
時刻は11時ぐらいだったと思う。
右肩はなんとなくすっきりした感覚があった。
昼食、夕食は食べられないから点滴で代用。
術後に一応痛み止めは投与しているが、切れて痛くなったら痛み止めを出すので痛かったら言ってくれと言われた。
ちょっと痛みが出てきたので痛みを伝えたところ、明日からは錠剤を処方しますが今日は座薬になりますと言われた。

「え?」

さすがに声には出さなかったけど、言われたことをもう一度反芻する。
「座薬」いわゆる肛門から投与するお薬。
理由を聞こうとも思ったが、聞いたところで座薬が錠剤に変わるわけでもないだろう。
左手には点滴、右は手術したばっかりで自由には動かせない。
つまり、看護師さんに入れてもらう以外に座薬を投与する方法がない!

看護師さんの前で尻をさらけ出し尻の穴に座薬を入れられるというプレイを甘んじて受け入れられるか。
しばらく自問自答を続けた結果、手術の痛みを一晩たえぬく方を選択した。

さすがに痛いのでぐっすり眠れるわけはなかったがとりあえず一晩耐えぬいた。

入院5日目(土)

朝イチで痛み止めが処方された。
今日から食事は普通に取れることになったので朝食後に即痛み止めを飲んだ。
今日から3日抗生剤を点滴で投与し、その後錠剤で処方されるとのことだった。

入院6日目(日)

検温、血圧と点滴を受ける。
今日は特筆するような出来事はなかった。
あぁ、暇だ。

入院7日目(月)

今日で点滴は終了。
19時頃に友人がお見舞いに来た。
とりあえず、それまでに読み終えた漫画の本を返した。

入院8日目(火)

今日は思わぬ人がお見舞いに来た。
わざわざぶどうを持ってきてくれたのと、時間を同じくして別の友人もお見舞いに来てくれたので一緒にぶどうを食べた。
お見舞いにクロスワードパズルを持ってきてくれたのはいいが、筆記用具がなかった。
夜にT氏がお見舞いに来る予定だったので、筆記用具を頼んでみたが、これなくなったためクロスワードパズルはお預けとなった。

入院9日目(水)

今日は整形外科の回診の日。
点滴も終了して、昨日からは特別な検査や投薬もないので、退院をしたいと担当医に申し出るつもりだったが、外来に入っているため担当医と回診の時には話ができず仕舞い。
夕方、話をできるようにと看護師の方が計らってくれたので夕方に退院の相談をした。
昨日T氏が来れなかったので木曜日にお見舞いに来ると言っていたことと、退院後の通院のスケジュールもあるとのことで翌日の退院は見送り、金曜日に退院することになった。

入院10日目(木)

相変わらず検温、血圧以外にされることは何もなく退屈。
夜にT氏がお見舞いに来てくれた。
なにかいるかと聞かれたが明日退院なので適当に駄菓子とかでいいと返事をしたら、思いの外大量の駄菓子を買ってこられた。
結局うちに持って帰ってから消費することになった。

入院11日目(金)

ようやく退院の日。
退院前に鎖骨周りのレントゲンを撮って11時に退院。
退院の際に痛み止めを2週間分処方してもらった。

入院生活を振り返る

人生で初の入院生活。
病気での入院でないため食事については特に制限はなかったが、あの無駄に多いご飯だけはどうしても納得いかなかった。
手術から3日後は点滴もなくなったので留まる理由が全くなかったので退屈で仕方なかった。