季節による代謝の違い

なんか、夏のほうが代謝が高いということをつい最近耳にした。

まぁ定期的にそういう話は聞く、特に女性から。
夏になったら代謝が上がるからダイエットは夏になってからがんばるとか。

今回はダイエットではなくて、代謝が高いから夏には髪や爪が冬よりも伸びる。
夏に代謝が高くなるからという理由じゃなければ「へ〜そうなんだ。」と思うだけだったが、その理由では納得いかなかったのでそこを含めて調べなおしてみた。

代謝と言っても、新陳代謝と基礎代謝の2種類がある。

新陳代謝

古い細胞と新しい細胞の入れ替わりを意味することらしい。

基礎代謝

体温、呼吸、心拍、内蔵など人が生きる上で必要最小限の機能を維持するために使われるエネルギーのことらしい。

代謝というと一般的には新陳代謝を指すようだ。
新陳代謝は、血行と関係があるようで、血行がいいほうが新陳代謝は高くなる模様。
夏のほうが基本的には血流は良いので新陳代謝がアップする。
したがって髪や爪が伸びるのは夏のほうだというのは納得できた。

基礎代謝の一部は体温を維持するためにエネルギーを消費するということ。
夏は外気温が高いので体温を維持するために必要になるエネルギーは少なくて済むということ。
冬は逆で、体温を維持するために必要なエネルギーが多く必要になる。

結論として基礎代謝は冬のほうが高くなる。

普段聞く、ダイエットに関して代謝がどうとか言っている人達の夏になると痩せやすいというのは代謝とは関係ないところで体重が増えてないだけじゃないかな。
例えば食欲不振になったりでそもそも摂取カロリーが冬よりも少ないからとか
そもそも基礎代謝が低すぎるので体温の維持のために体が脂肪を蓄えようとしているため冬のほうが太るとか

たぶんだけど、夏に痩せやすいって言ってる人はダイエット成功してないんじゃないかな。